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絵画×朗読(2)

「朗読×絵画」ワークショップ記録

昨日、大磯アートハウスの近所にお住まいのママさんからご依頼があり、臨時に子ども向けワークショップをしました。参加してくれたのは5歳、小学1年生から4年生までの5名のお子さん。

大磯アートハウスには、家の中全体に、絵画やアンティークが飾ってあります。最初にみんなで家の中や2Fアトリエを見てあるいた後、一枚の絵を見ながら、その絵から何が見えてくるか、見ていたらどんな気分になるかの感想を言い合いました。

その後、このワークショップでテーマにしている「声×色」「声×かたち」のワークへ。一人一人が読む詩の声を聞いて、その声から色や形を想像して描きます。自分の声が色や形になったカードを受け取った子供たちの表情がパッと開いたようでした。人によって表現が違うことに驚いたりみんなでなるべく感想を言葉にしました。

その後、私が新美南吉の物語を読んで、登場人物に対して、あるお題をみんなに伝え、そのお題を想像しながらもう一度物語を聞いて絵を描きました。笑いながらも自分の絵を仕上げようと真剣でした。ワークショップの時間が終わっても、別の紙に絵を描き続けたり、詩を一人で読んでだりしていました。

今回、それぞれが感じたことが心の中に何かしらのインパクトとして留まり、大人のなった時ふとした瞬間にふっと思い出されるようなものであればいいなぁ。

このワークショップは、上手く描くこと、頭の中で思い描いたことをきれいに形にすることを求めません。また、わたしもなるべく「上手だね。いい描き方だね」という評価をするような褒め方をしないように試みています。

自分で想像すること、自分で創りだすこと、その時は自分の中にある感覚に従うこと、を大切にしています。大磯アートハウスのイベント時間を使わせてもらい、今後も継続的にワークショップを行います。

※ご興味ある方、大磯は遠いから、家に来てやってくれぃ、というご要望、などあればご連絡くださいませ~♪


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