「物語を聞いて絵を描こう」朗読×絵画 Vol.1(2)
昨日、大磯アートハウスの今月イベントとして、ワークショップを行いました。参加者は、大人から子どもまで年代も様々。今回のキーワードは「声×色、声×かたち」です。
まずは自己紹介からスタート。自己紹介の場を使って色やかたちを探るワークを行いました。初対面で緊張をしてしまう場合でも、こうして、自分のことを色やかたちで受け取ってもらえる体験をしていただき参加者の方が早い段階から話しやすい空気になれたようです。
その後、朗読を聞いて描く時間。お話は新美南吉「二匹のかえる」何をポイントに聞くかを皆さんと共有してから読みました。その後、クレヨンやクレパスで描く時間。
皆さんの想像力や洞察力の多彩さ、思い浮かべたことを紙に描いたときに現れてくるもの、そこから感じ取れる個性に力強さを感じました。
今回、どちらかというと大人向きの内容でしたが、4歳の男の子が、描く気・物語を聞く気満々で、自分なりに参加出来る方法で楽しんでくれました。1歳の女の子も、みんなの様子を見ながらだんだん動き出し、お母さんに助けてもらいながらクレパスを手にして描いてみたり、少しづつ歩きまわり始めてニンマリ笑う姿も見れました。
子供の時、大人の会話の詳しい内容がわからなくても、大人が楽しんでいる場に一緒にいることが嬉しかったことを思い出しました。