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農業と表現

  • 朝比奈賢
  • 2015年5月16日
  • 読了時間: 4分

先日『大磯アートハウス』にいらしていただいた、となり町のお友達の投稿です。本質的なお話なので、時間のあるときにお読みいただけたら嬉しいです。

中村さんは炭素循環農法という、農薬も、肥料も使わない自然農に取り組んでいます。3年ぐらいかけて、土を微生物が住みやすいような環境に整えていきます。たくさんの種類の微生物が活き活きと豊かに生きられる環境は、植物の根との共生関係を作り出し、栄養分や水分を運んで、植物自体にそれほど手をかけなくても勝手に元気よく育っていきます。中村さんは、よく、人間の立場を「微生物のお世話係」と表現しています。肥料を使うと、その腐敗臭で虫を集めてしまうし、野菜も富栄養化し、枯れずに腐ります。

実際に中村さんの野菜を頂いたのですが、春菊など、生で食べてもエグみが全くなく、サラダとしてそのままバリバリと食べられます。水菜も活き活きとして、3週間たってもピンピンとしていました。これが、生命本来の、元気なんだなあ、と魂で腑に落ちるものがありました。当然、食べたもので身体は構成されますので、いただいた生命は自分の生命に生まれ変わって、元気に生き続けてくれます。

ワークショップで中村さんの描いてくださった作品も独特でした。まず、描く時間よりも眺めている時間のほうが長く、自分の好きな色よりも、下塗りした紙に合う色を選ばれていました。結局、ピンク一色の不思議な作品が生まれました。男性でなかなかその方向に進んでいけるのは、良い意味で珍しく貴重です。画題を定めてそこに突き進むのではなく、その都度思い浮かんだことを描き記し、最後は漂いついた場所といった制作過程でした。それは、微生物と対話を続ける炭素循環農法のプロセスそのものにも見えました。

表現は、生き方そのものだと思いました。

_DSC4319補正.jpg

※以下転載※

人はエゴ(自我)という船に乗って、魂(本当の自分)の旅を続ける旅人です。

エゴに流されるままに旅をしてしまうと、本当の自分を見失い、旅の目的すら分からなくなってしまいます。 そこで魂は軌道を修正するために、色々な修正のためのアクションを起こします。 ところが人は、エゴという船自体があまりにリアルに感じ、いつの間にか自分自身だと勘違いする様になっていて、魂の起こしたアクションを無視しようとします。

一体主役は誰なのか?

魂の求めに応じての旅を見つけだしたとたん、船は本当にスムーズに、滑らかに、自在に進み始めます。

しかし軌道から外れると、魂はそのための軌道修正を仕掛けます。 その時素直にそこに乗れれば、何の問題もなく船は進みます。

旅の目的地は魂の求めた場所。 エゴはそのための乗り物。

エゴに舵取りを任せた船は、船のおもむくままに進んだ船は、目的地を見失い、やがて荒波に翻弄されます。 しかしその荒波自体が、軌道修正をかけるために本当の自分が仕掛けたもの! 魂こそが主役なのだとわからせるために、エゴという船を翻弄するのです。

リアルに感じるエゴは、人にエゴこそ自分自身だと思わせようとします。 そして魂こそ本当の主役なのだと人が気づこうとすることに、恐れを抱かせます。 人はエゴの策略にはまり、本当の自分を知る事に恐れを抱いてしまいます。 しかし、エゴには何の目的地も有りません。

自分の周りに起こる不幸に思える事件、それは全てが本当の目的に気づくために、自身が引き起こしているのです。 誰もが魂の旅人、目的地へは魂のみが誘います。

エゴの奥に有る本当の自分を、恐れることなく自分自身だと見いだす。 それは、初めは本当に恐ろしい事の様に見えてしまう。 しかし、勇気を持って進むと、闇の中から、闇だと思いこまされていた中から、本当の自分が現れます。 その時、本当の自分は決して恐ろしいものではなかったと知る事になります。 恐れこそが闇の実体だと知る事になります! きっと多くの方がそんな事分かっていながら、闇に翻弄されている事でしょう。 エゴこそがリアルで本体だと思い込んでいる事を手放せないで、本当は分かっていながら翻弄されている事でしょう。

魂の旅は続く‼

人がより本当の世界に近づくために、魂の誘う旅は続く‼

行き先は魂のみが知る‼

どんなにエゴが暴れようが、最後は魂はエゴという船を乗りこなし、荒波を乗りきり、目的地に向かって進む‼

それが人の進む道だから‼

夜中に目が覚めた時に、降りてきた言葉が一番最初の二行です。

ここのところ自身も含め、色々な方が生き方の中で翻弄されている姿を感じていました。 分かっていながら止められない、変えられない! あるいは変えたくない。 でも結局強制的に変わらざるを得ない状況に追い込まれます。 いつ変わるかと問われた時に、今から変わりますと言える様になりたいものです。

中村隆一


 
 
 
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