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選挙と馬とスケッチ


地方統一選挙が終わりましたが、今回はとなり町の平塚でとても素敵な「まつりごと」選挙に出会えました。

江口友子さんは、なんと選挙事務所も持たず、選挙カー演説もせず、ホースセラピー用のお馬、マロさんを引いて街を練り歩きました。

選挙というと、ひたすら名前を連呼したり、大声で政策を読み上げたり、拳を突き上げて、バンザイをして、だるまに目を塗ったりしなくてはならないと思い込んでいたのですが、こんなに癒やされる選挙運動があるものなのかと価値観が転倒してしまいました。

たくさんの候補者が駅前で声を張り上げている時期に、北外れにある田園地帯にアーティストたちを呼んで、コンサートや討論会を開いていたのです。なぜなら、そののどかな風景がショッピングモールで潰されてしまう計画が粛々と遂行されているからです。反対運動で声を張り上げるのではなく、こういう風に田舎を楽しめば、土地の良さが活きてくるというポジティブな取り組みでした。

それにしても、お馬さんと聞くとこどもたちのテンションが上ります!

ワークショップはアートハウスで行う予定でしたが、急遽お馬さんを描きに行きました。作品は、3年生の男の子と、4歳の女の子のものです。

草を摘んで、ご飯を食べさせたり、手綱で引いて回ったり、からだを撫でたり。毛の柔らかさもお腹と首では全然違うし、たてがみはかなりゴワゴワしています。体温、重み、筋肉の盛り上がり等、知識ではなく、全身で感じたことを作品にしていくと、生きた絵がかけます。

このような形で、勝手にやりたいことをやっただけなのですが、そのこと自体がよいまちづくりに繋がり、しかも選挙の応援になる、というのは驚きでした。

そして、なんと、江口さんは3期連続のトップ当選を果たされました!おめでとうございます!

政府にやりたい放題やられて、憤りを感じる毎日ですが、このような形でいのちを大切にする活動が評価されたことに、大きな希望を持ちました。

この流れに乗って、仲間と協力し合い、こどもたちが、おもいっきり表現したいことが表現できる社会をつくっていきたいと思います。

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