ありのままでいられる場
Shonan ART BASE 丨 湘南アートベース
観光
(箱根・小田原)
2018年7月10日 箱根観光
レジデンス1日目、国内外から12名のアーティストが無事に現地へ到着して全員が揃いました。
午前中、オリエンテーションを行いお互いの自己紹介、このレジデンスの趣旨やスケジュールの説明をしてから、
さっそく午後は、箱根観光へ出発しました。
最初に訪れたのは、仙石原の神社 「長安寺」
広い敷地内に五百羅漢像があります。500体の羅漢を目指して現在は260体を制作し設置されています。
1つ1つの像の顔やポーズがユニークで愛らしかったです。
昼食はミニ蕎麦懐石。
初めて蕎麦や天ぷらを食べる海外アーティストさんが多く、説明をしながらゆっくりいただきました。
この後、訪れた箱根観光場所は
・大涌谷
・芦ノ湖で遊覧船
・箱根神社
・箱根関所
梅雨が明けたばかりのこの時期にしては珍しく、雲がなく山も空も湖もくっきり見える快晴の日で、大涌谷から眺める周囲の山々、芦ノ湖で遊覧船に乗りながら眺めた景色が素晴らしかったです。そして、海外アーティストさんは、神社でお参りをしたり、宝くじを引いたりしながら、なぜ、神社の鳥居?はどこも同じ色をしているのか、お参りのときの方法の意味は何か、と日本人だと当たり前だと思って疑問に思わ無いことに対する質問を受けて、答える私たちも、改めて日本を知るためのいいきっかけになりました。
昼食「座りや」さん
海外アーティスト皆さんは、初めてのお蕎麦&天ぷら体験
長安寺
手の清め方から説明をスタート
長安寺 500羅漢像
1つ1つの表情やポーズがユニーク
アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原
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ケーブルカーで大涌谷へ
到着山肌むき出しの風景に圧倒されました
遊覧船で芦ノ湖周遊
青空が気持ちよかったです
箱根神社
お参りの仕方を説明をしながらみんなで手を合わせました
箱根関所
遠見番所にて
2018年7月13日 小田原観光
レジデンスがスタートして4日目、午前中の制作を早めに終了して、昼から小田原観光へ行きました。
まずは、小田原鈴廣「えれんなごっそ」でビュッフェスタイルのランチ。ランチに向かう途中のバスのなかで、なぜ小田原では、蒲鉾が有名なのかを東海道の話を交えて皆さんにご説明しました。
メニューのなかには、昔ながらの蒲鉾から、チーズや明太子、ハーブが練り込んである蒲鉾、星形や丸い形をした蒲鉾があり、いろんな種類の蒲鉾をいただきました。
このあと、箱根寄せ木細工の露木木工所さんで寄せ木細工の商品や制作工程のビデオを見せていただき、コースター作り体験させていただきました。アーティストの皆さん、真剣な目で寄せ木を貼り合わせ、それぞれの作品が完成しました。
そして、小田原城へ。天守閣のなかに展示された兜や鎧、昔使われていた襖絵などの前で、写真をたくさん撮りました。この後、老舗の画材屋「東美小田原店」さん、「ツノダ額縁店」さん、和紙屋「江嶋」さんを訪れ、画材見物。そして皆さん、欲しい画材を調達されました。和紙の種類の多さには、日本人アーティストさんも驚かれていました。
夕食は、小田原駅近くの居酒屋さんへ行きました。日本のサラリーマンが集まる典型的な飲み屋さんの雰囲気に、皆さん興奮気味。飲んで食べて語った楽しい宴になりました。そして、その後「カラオケに行きたーい」という海外アーティストさんのリクエストがあり、みんなでカラオケに行きました。島唄のメロディーを聞きながらみんなで大合唱したり英語の有名な歌をみんなで歌ったり、大盛り上がりでした。このカラオケのおかげで、アーティストとスタッフ同志の親睦が強まり、みんなの距離が一気に近づいたようでした。楽しい小田原観光の1日になりました。
(文章:湘南アートベース 御幸菜穂子)
和紙屋「江嶋」さん
創業1661年
小田原城散策
画材屋「東美小田原店」さん
レジデンス制作で使いたい画材を選んでいます
箱根寄木細工 露木木工所さんにて
寄せ木コースター作り体験
真剣な表情です
「江嶋」さん
和紙の種類の多さに驚きました
カラオケ
海外アーティストに、「カラオケに行かないと帰れない」
と言われました
居酒屋にて
「カンパーイ!」
アーティスト イン レジデンス 箱根仙石原
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